2月の
京都記念(GII・京都芝2200m)からは3頭が出走する。
京都記念に出走し、
天皇賞・春でも馬券圏内に入った馬では、過去10年で
ジャガーメイル・
ヒルノダムール・
トーセンラー・
クリンチャーが人気以上の着順を残している。出走する馬の一覧と
京都記念での着順は下記の通り。
4着
パフォーマプロミス5着
ケントオー10着
カフジプリンス■レース総括
レースは特にどの馬も先手を主張することなく、すぐにゆったりとした流れに。外枠から
タイムフライヤーが逃げて、
パフォーマプロミスは3番手につける。
カフジプリンスと
ケントオーは中団を進み、スタートしてからの1000mは1:03.3となった。
ちょうど1000m通過あたりで
ブラックバゴが2番手まで上がっていくと、1Fあたりのラップは12秒前後まで速くなる。
パフォーマプロミスは相変わらず好位のインにつけ、
カフジプリンスと
ケントオーはややポジションが後ろになりながら各馬第4コーナーを迎える。
先団が4、5頭と横一杯に広がった直線争いでは、逃げていた
タイムフライヤーを各馬が交わしていき
ダンビュライトが先頭に、外からは
ステイフーリッシュ、内をついた
パフォーマプロミスらが食い下がる。さらにゴール直前に大外から
マカヒキや
ケントオーも強襲し一団のままゴールイン。
最終的に
ダンビュライトが久々の重賞制覇を果たし、勝ちタイムは良馬場で2:14.8。7着までがコンマ2秒差以内に収まる激戦となった。
■各馬振り返り
・4着
パフォーマプロミス これまでより比較的前目のポジションで終始好位のインを追走し、直線でも最内を突いてロスない競馬をしたものの伸びきれなかった。速い上がりを使った馬は外目を通り、内側が荒れていたことを考慮すれば充分に健闘している。
・5着
ケントオー パフォーマプロミスとは対照的に後方から外目をまわって強襲を見せた。道中は好スタートから中団につけるも、最終的には後方に下がり追い込みに徹する形に。馬群が広がったなか一番大外から先頭集団に並びかけたところがゴールとなった。
・10着
カフジプリンス 2017年9月以来の長休明けとなった一戦。スタートから常に中団待機で、直戦でもそのまま流れ込むようにゴール。その後の2戦で着順を上げてきている。