本日29日に高知競馬場の7Rに行われる黒潮皐月賞(3歳・ダ1400m・1着賞金250万円)に牝馬4頭を含む10頭が顔を合わせた。高知競馬の3歳クラシック三冠初戦を制するのは果たしてどの馬か。

　キンシャサノキセキ産駒のナンヨーオボロヅキ(牝3、高知・雑賀正光厩舎)は、移籍後4戦して3勝2着1回とほぼパーフェクトな成績を収めている。前走のル・プランタン賞では初めて土を付けられたものの、重賞初挑戦となった前々走の土佐春花賞では7馬身差で圧勝しており、高知限定のここなら最右翼だろう。

　その土佐春花賞で5着のアルネゴー(牡3、高知・細川忠義厩舎)は、これまでに重賞2勝を挙げているローレルゲレイロ産駒。前走の仙台屋桜特別では、道中後方に控えコーナーで外を回りながらも差し切り勝ち。今回出走するアポロン、コスモアニモーソらに先着した。引き続き倉兼育康騎手と3連勝を狙う。

　アポロン(牡3、高知・雑賀正光厩舎)は、移籍後4戦して連対を外していないブラックタイド産駒。初勝利となった前走は、最内枠から逃げ切り勝ちをみせ4馬身差と快勝した。重賞初挑戦で連勝を狙う。

　他にも、土佐春花賞でナンヨーオボロヅキの2着となったコスモアニモーソ(牡3、高知・打越勇児厩舎)やサウスヴィグラス産駒のシェナパドメ(牝3、高知・田中守厩舎)も出走する。