4日に京都競馬場で行われる
京都新聞杯(3歳・GII・芝2200m)について枠順・馬番別に検証していく。
馬番別では、最多となる5回の馬券絡みが11番。4回で2番、5番、8番が続く。ただし、過去10年のうちフルゲートで開催された年は2014年のみ。例年、出走頭数にバラつきが生まれやすい点については意識しなければならないだろう。
15頭立て未満
1枠 0-0-0-3 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2枠 2-0-1-0 複勝率100.0% 複勝回収率253%
3枠 0-1-0-3 複勝率25.0% 複勝回収率37%
4枠 0-0-0-5 複勝率0.0% 複勝回収率0%
5枠 0-0-1-5 複勝率16.7% 複勝回収率23%
6枠 0-0-1-5 複勝率16.7% 複勝回収率35%
7枠 0-2-0-4 複勝率33.3% 複勝回収率113%
8枠 1-0-0-5 複勝率16.7% 複勝回収率28%
15頭立て以上
1枠 0-1-1-11 複勝率15.4% 複勝回収率23%
2枠 2-0-0-12 複勝率14.3% 複勝回収率30%
3枠 2-1-2-9 複勝率35.7% 複勝回収率80%
4枠 1-3-0-10 複勝率28.6% 複勝回収率118%
5枠 0-0-0-14 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6枠 1-2-2-9 複勝率35.7% 複勝回収率157%
7枠 1-0-0-14 複勝率6.7% 複勝回収率26%
8枠 0-0-2-15 複勝率11.8% 複勝回収率35%
参考までに枠順による成績を比較すると上記の通り。やはり頭数が揃うと7〜8枠の馬は少なからず煽りを受けているように思える。
18年 1着 7枠13番
ステイフーリッシュ 2-2-2-2(17頭)
17年 1着 8枠11番
プラチナムバレット 7-7-7-9(12頭)
11年 2着 6枠11番
ユニバーサルバンク 3-3-3-3(15頭)
10年 1着 6枠11番
ゲシュタルト 4-6-5-5(17頭)
なお、二桁馬番ながら
京都新聞杯を制した馬またはハナ差2着と接戦だった馬は上記4頭で、馬名横の数字はレースでの通過順を表している。末脚に賭ける競馬で勝ったと言えるのは17年
プラチナムバレットくらいで、その年は前半1000m通過62秒1とスローペースで流れていたことも考慮する必要がありそうだ。外目の枠に入った馬を評価する際は脚質にも注目してみたい。