4日に京都競馬場で行われる
京都新聞杯(3歳・GII・芝2200m)の舞台となる京都芝2200m。このコースについて解説していく。
京都の芝コースは内回りと外回りがあるが、2200mは外回りコースを使用する。
スタンド前の直線半ばからのスタート。初角となる1コーナーまで約400mほど走って、さらにその後もしばらく平坦コースを進む。向正面半ばからは徐々に坂を上り、3コーナーで頂点をむかえ、4コーナーにかけて下っていく。最後の直線は404mで、ゴール前に坂は無くほぼ平坦。ただし外回りコースにおける高低差は4.3mあり、起伏の大きなコースと言えるだろう。
3回京都開催は前半6日間をCコースで、後半6日間をDコースで行う。2回京都開催はBコース施行だったので、そこからさらに3m外へ柵が移動する形だ。内側の荒れた部分がカバーされる形になり、また時期的にも気温が上がって芝の生育が旺盛になってくるため、時計が出やすい開催だといえる。この
京都新聞杯はCコース使用5日目ということになるが、基本的には高速決着を見込んで良いだろう。近5年では17年が2.15.2、16年が2.12.6とやや時計を要したが、残りの3年は2分11秒台。16年、17年とも雨の影響を受けてのもので、週中によほどの雨量があったり、開催日に雨が降らない限りは、スピード決着となっている。
先週の競馬は、やや週中の降雨の影響も感じられた。今週も前半は降雨があったが、後半は晴れて気温も上がっている。芝の状態はしっかりとチェックしたい。