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【京都新聞杯】令和最初のJRA重賞、好走の条件とは/JRAレース展望

  • 2019年05月02日(木) 06時00分
 優先出走権こそ与えられないが、日本ダービー参戦に向け賞金を加算するためのステップレースとして位置づけられている。近年では13年にダービーを勝ったキズナをはじめ、トーセンホマレボシサトノラーゼンなど、本番で活躍する馬を輩出。春の京都の芝コースにふさわしく、例年高速馬場が舞台となる。

1.上がりが掛かりやすい

 過去10年のレース上がり3Fタイムの平均は34.9。全て良馬場で行われていたことからも、京都の高速馬場にしては上がりがかかりやすく、差し・追い込みが良く決まるレースだ。逃げ馬の連対は10年でゼロ、3着も1例しかない。決め手がある馬を中心視したい。

2.これまでの戦績に注目

 ここ6年で毎年「前走阪神で勝利した馬」が連対している。上がりが掛かりやすく末脚のキレと当時に持続力も求められるレースとなりやすいため、直線で坂のある阪神コースでの経験というのが活きてくるのだろう。経験に関連したデータとして、前走未勝利戦だった馬の成績は(0・0・0・34)。キャリア不足は不安材料となる。

3.ディープインパクト産駒の庭

 今開催も京都芝ではディープ産駒が強い。ここまで(3・3・1・7)の成績で、複勝率は50%にも及んでいる。特に京都新聞杯はディープ産駒が3着以内を独占したことがこれまで2度あるレースだ。


 タガノディアマンテの前走は皐月賞。6着ではあったが、外から追い込んできた上がり2位の末脚には見所があった。デビュー戦を除いて常に上位の末脚を発揮してきており、京都外回りという舞台でも期待できそうだ。

 前走阪神勝利組からはヒーリングマインド。前走のアザレア賞で狭い所をしぶとく伸びてきた根性は、重賞の舞台でも生かせる強みと見る。ディープインパクト産駒では前々からしぶとい末脚を発揮できるロジャーバローズに期待したい。

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