1日、
浦和競馬場で行われた第57回
しらさぎ賞(4歳上・牝・ダ1400m・1着賞金1200万円)は、先手を取った
吉原寛人騎手騎乗の2番人気
タイセイラナキラ(牝6、大井・
藤田輝信厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の4番人気
アムールリアン(牝5、浦和・
宇野木博厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分25秒8(重)。
【
吉原寛人騎手のコメント】
「スピードが持ち味の馬なので、迷いなく行きました。スタートで躓かないようスムーズに出てくれて、スピードも乗って良かったと思います。本当はもう少し引きつけて逃げたかったんですが、気がいい馬なのでリードを広げてという形になりましたが、逆に最後はそれが良かったかなと思いました。最後は余裕がなくて、何とか持ってくれないかと思ってました。
まだまだ活躍してくれると思うので、次も楽しみです」
【
藤田輝信調教師のコメント】
「ゲートが開いたあと、前走のように単騎逃げになってしまい、終いが心配だったんですけど、頑張ってくれました。前走を叩いた分上積みがあるとは思っていました。
吉原騎手とは、前走で前に行ってあまりにペースが速くて最後止まってしまったので、今回はあまり行きすぎないようにと話していました。今日も結構行っていたのでその分終いが心配でしたが、吉原騎手もそれがわかったうえでの騎乗で、上手く乗ってくれました。
次走は決まっていませんが、1400mでも長いと思うので、それ以下のところを考えていきたいと思っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)