デビューから4連勝で
皐月賞を制した
サートゥルナーリア(栗東・角居勝彦厩舎)。前走後は一旦放牧へ出ており、5月3日にノーザンFしがらきから栗東へと帰厩している。
今朝8日は
日本ダービー(5月26日・東京芝2400m)に向けた2週前追い切り。1回目のハローが終了した時間帯のCWコースへ2コーナーから入場する形。先行する
クイーンマンボらを追いかける展開だった。
道中に関しては、落ち着いた走りで行きたがるような素振りも見せない。後ろでじっとしたまま最後の直線へ向かうと、前2頭が仕掛けてスピードに乗っていこうとするところを楽な手応えで追いかける。
最内から追いつくとあとはそのままの体勢でフィニッシュした。時計は6F85.7〜5F69.1〜4F53.5〜3F38.7〜1F11.5秒。全体時計が遅いのはともかく、ラスト1Fはさすがの脚力。短期だったとはいえ、放牧でしっかりリフレッシュできたようだし、無敗のダービー制覇に向けて、順調に追い切り開始といったところだろう。
(取材・文:井内利彰)