11日に東京競馬場で行われる京王杯ス
プリングC(4歳上・GII・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。
馬番別では、最多となる3回の馬券絡みが4番、5番、9番、10番、11番、15番。2回で1番、7番、12番、13番が続く。フルゲート時は18頭立てとなる京王杯ス
プリングCだが、思いのほか好走馬は外目の枠に集中しているようだ。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-2-14 複勝率17.6% 複勝回収率35%
2枠 0-1-2-16 複勝率15.8% 複勝回収率50%
3枠 2-1-1-15 複勝率21.1% 複勝回収率111%
4枠 0-0-3-17 複勝率15.0% 複勝回収率50%
5枠 2-1-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率62%
6枠 2-2-1-15 複勝率25.0% 複勝回収率66%
7枠 4-2-1-17 複勝率29.2% 複勝回収率168%
8枠 0-2-0-24 複勝率7.7% 複勝回収率49%
複勝率においてトップの成績を収めていたのが7枠で、次点が隣の6枠。8枠は複勝率7.7%と苦戦しているが、近2年に限れば18年8枠17番
キャンベルジュニア(7番人気2着)、17年8枠12番
クラレント(11番人気2着)と好走馬を輩出している点には注意を払いたい。
1枠 0-0-1-6 複勝率14.3% 複勝回収率25%
2枠 0-0-0-9 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 1-1-1-6 複勝率33.3% 複勝回収率205%
4枠 0-0-1-9 複勝率10.0% 複勝回収率18%
5枠 2-0-0-8 複勝率20.0% 複勝回収率89%
6枠 0-2-1-7 複勝率30.0% 複勝回収率61%
7枠 2-1-1-6 複勝率40.0% 複勝回収率280%
8枠 0-1-0-10 複勝率9.1% 複勝回収率78%
上記成績はフルゲート未満時の枠順別成績。5〜8枠の複勝率が向上していることからもシンプルに外枠の不利が軽減されていると考えるべきだろう。なお、今年の京王杯ス
プリングCは特別登録の段階でフルゲート割れが確定している。