「
日本ダービー・G1」(26日、東京)
2冠獲りに向け、早くもスイッチが入った。4戦無敗の
皐月賞馬
サートゥルナーリアは8日、栗東CWで3頭併せ。
クイーンマンボ(5歳オープン)、
スマートモノリス(4歳500万下)を追走し、最後方から発進した。直線で最内を突き、楽々と前2頭に馬体を合わせる。そこからエンジンが点火すると、鋭い脚さばきで5F68秒5-38秒4-11秒5を刻み、最先着を果たした。
皐月賞後は短期放牧を挟んで先週金曜に帰厩。“オフモード”になっていたのが気掛かりだったという辻野助手は、「並び掛けると気持ちが入っていたし、これなら段階を踏んで上げていけそう」と満足げだ。前走で手綱を取ったルメールの騎乗停止により、鞍上はレーンに。「1週前追い切り(15日)に乗りに来てもらう予定です」と見通しを語った。
「これから食わせ込みながら、少しずつ負荷を上げられれば」。万全の態勢で競馬の祭典を迎えるため、着々と階段を上っていく。
提供:デイリースポーツ