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【京王杯スプリングC予想】高松宮記念の経験を活かして◎ロジクライ/JRAレース展望

  • 2019年05月11日(土) 07時00分
 1984年のグレード制導入以降は一貫して春のマイル王決定戦「安田記念」へと向かう重要なステップレースとして行われている別定重量戦。優勝馬には安田記念への優先出走権が与えられている。過去10年間で、京王杯スプリングカップステップ安田記念へと挑んだ馬は2勝2着3回3着2回だが、両レースを同一年に連勝した馬はなく、2011年のストロングリターンの1着→2着が最高(12年は4着→1着)。本レースの優勝馬は10年間で8頭が安田記念へと駒を進め、2着1頭3着1頭となっている。

 過去10年で1〜3番人気馬は3勝2着4回3着5回だが、1番人気馬に限れば2013年にダイワマッジョーレが勝ったのみであとの9頭は馬券圏内に絡んでいない。

 ◎ロジクライは、3歳時にシンザン記念に勝ち、約2年に及ぶ長い休養を経て、昨年の富士ステークスで復活を遂げた。前走は、初めて経験するスプリント戦の流れにやや戸惑ったような走りとなったが、それでも最後は後方から差を詰めて勝ち馬からコンマ5秒差なら悪くはない。短距離を2度経験したことで、今回は流れにも対応してくれそうだ。

 ◯タワーオブロンドンは東京競馬場芝1400mコースの重賞勝ち馬。前走の東京新聞杯はプラス10キロの馬体重でコンマ4秒差5着。2番人気を裏切る結果となったが、悲観する内容でもなかった。今回はベストの距離で巻き返しを狙っている。

 ロジクライ同様に約2年の休養を経て復活を遂げた▲スマートオーディンが逆転を狙う。2歳時に東京スポーツ杯2歳Sを、3歳時には毎日杯京都新聞杯を連勝した実力馬だ。阪急杯では最後方から豪快な末脚で能力に衰えがないことをアピール。重賞勝ちの実績がある東京コース、前走と同じ距離なら無視はできない。

 最優秀2歳牡馬で、昨年は勝ち馬と同タイム3着サトノアレス、この距離で重賞勝ちがある△ロードクエストと前走で優れた瞬発力を披露した良血リナーテも流れ次第では上位入線も十分可能な能力の持ち主だ。

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