今年の
ヴィクトリアマイル、角居厩舎は
カンタービレと
サトノワルキューレの2頭出しですね。どちらも揃って7枠。
サトノワルキューレが13番、
カンタービレが15番となりました。
「2頭とも外枠ですね。でも、あまり外、外を振り回される形にはなりたくないですね。どこかで内に潜り込みたい」とスポークスマンの辻野助手は話していました。
カンタービレも
サトノワルキューレも、今週の最終追い切りは坂路で行われていまして、ここまで予定どおりにきています。
カンタービレについて陣営は体調アップを強調していました。
「前走はゆるみのあるところに筋肉痛などがあり、ようやく間に合った一戦でした。その中でよく走ってくれましたが、急仕上げなところもありました。しかし今回は丸みのある体ながらも筋肉に張りがありいいですね。明らかに前走より今回のほうがいい」
オークス以来の東京コースとなります。
「スタートもいいし、センスもあります。まぎれの無いコースですし、外枠ではありますが自分から動いていけるのはいいかもしれませんね」
サトノワルキューレは「マイルの流れに対応できるか」がカギとなりそうです。
「ス
トライドが大きいので加速に時間がかかる馬なんです。東京コースは重賞を勝っていますし(2018年
フローラS)、直線は長ければ長いほどいい」
以前はレースを重ねていくと背中や腰の疲れが出ていましたが、最近はそうでもないようです。
「とにかく元気で体調は良さそうです」
うまく馬群についていって終いの脚を爆発させて欲しいですね。
(取材・文:花岡貴子)