日本ダービー(5月26日・東京芝2400m)は
武豊騎手とのコンビでの出走となる
メイショウテンゲン(栗東・池添兼雄厩舎)。今朝15日はレースに向けた1週前追い切りを朝一番のCWコースで行っている。
メイショウアリソンを追いかける内容だったが、道中は1Fごとにしっかりと加速していくラップを踏んでいく。いい感じにスピードが乗って、4コーナーを回っていき、内から前に並びかけて、最後の直線へと入った。
並ぶまでは速かったが、それから抜け出してくるまでは相手が楽な手応えだったこともあって、簡単ではない。一旦抜け出しかけるが、相手も並びかけてきて、結局ゴールでは同入といった感じに見えた。
時計は6F82.9〜5F68.1〜4F53.8〜3F39.7〜1F12.3秒。数字的には遅くなかったが、やはり左に馬がいる状態だと豪快に伸びるといった感じではない。ただ、動き自体はしっかりしているので体調的には全く問題ないだろう。今回は初めての左回り、ここは魅力といった感じがする。
(取材・文:井内利彰)