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シャドウディーヴァなど、オークス厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2019年05月17日(金) 12時15分
 15日(水)、有力馬陣営の共同記者会見が行われたが、それ以外の美浦からの出走馬にも注目したい。シャドウディーヴァら4頭について、追い切り後の関係者のコメント。

シャドウディーヴァ(牝3・美浦・斎藤誠)について、岩田康誠騎手
「気持ち自体は入っているので、無理をしないように併せた馬と同時入線という指示でしたが。ラスト1ハロンで自分から行ってくれました。先週よりも反応が良かったですし、1番ピークに持ってこられたのではないかと思います。

 最初は体がゆるかったですが、だいぶしっかりしてきました。この先まだ上積みはありそうですが、現時点で1番状態が良くなっています。目標のオークスにギリギリですけど辿り着きましたし、ヌーヴォレコルト(同厩舎で岩田騎手の手綱でオークス優勝)くらい走ってくれると思います。相手は揃っていますけど、大きな期待を持って臨めそうです」

ジョディー(牝3・美浦・戸田博文)について、戸田調教師
ダイワメジャー産駒なので距離が心配という声もありますが、母の父がモンズンでかかる馬ではないですし、前走(フローラS・GII・3着)の内容から2400mでもやれると思います。

 前走からさほど間隔があいていないので、今週(5/17)は息を整える程度の追い切りでしが、落ち着いていて状態は良いです。自分のペースで淡々と走ることができればと思いますし、逆に距離が延びてこの馬の渋太さが生きるのではないかと思っています」

フィリアプーラ(牝3・美浦・菊沢隆徳)について、菊沢調教師
「前走の桜花賞(GI・15着)の頃は寒かったので冬毛が残っていましたが、今回は暖かくなって毛ヅヤや体の張りも良いですね。先週より体付きが柔らかくなっていますし、息遣いもケロッとしていて、前走より状態は良くなっています。

 前走は輸送で体力を消耗していましたし、マイルで少し忙しい感じもありました。条件としては今回の方が良いでしょう。2400mはやってみなければわかりませんが、高い操縦性と脚質でこなしてくれればと思います。出たなりで末脚を生かす競馬をしてほしいです」

ウインゼノビア(牝3・美浦・青木孝文)について、松岡正海騎手
「先々重賞を勝てそうな素質がありますし、オーナーや先生と相談してオークスに出走させるという結論になりました。今週(5/15)は右にモタれる面がありましたので、それを修正しながら終いを伸ばす形の追い切りでした。前走(フローラS・7着)を使って息遣いやフィジカル面は上がっています。

 折り合いに不安はないですが、前走の感触から東京の2400mは少し長いようにも思います。ただこの条件が持ってこいという馬も少ないでしょうし、実際に走ってみないと分からないですからね。どのような状況でも一発狙っていくのが僕のスタイルなので、今回もそれを貫きたいですね」

(取材・文:佐々木祥恵)

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