いよいよ今週の日曜日に迫った令和最初の開催となる第86回
日本ダービー。netkeiba.comでは、ダービー1カ月前から「あなたの現時点の本命馬は?」と銘打って
アンケートを実施。20日10:00時点で7,500人を超える競馬ファンからの回答があった。
結果は1位・
サートゥルナーリア(3757票)、2位・
ヴェロックス(1399票)、3位・
ダノンキングリー(755票)と
皐月賞の上位3頭が着順通りでランクインした。
皐月賞上位3頭を3強とみているファンも多い今年の
日本ダービーだが、3強に次ぐ支持をファンから集めたのはどの馬なのか。今回は4位から6位の馬3頭を紹介したい。
【4位
シュヴァルツリーゼ 271票】
8番人気46.1倍(20日10:00時点netkeiba予想オッズ)
上位3頭に次ぐ1頭として支持を集めたのは、
弥生賞2着時の末脚が印象的だった
シュヴァルツリーゼ。キャリア3戦の1勝馬で、前走の
皐月賞は後方追走から12着と不本意な競馬になってしまった。
予想オッズでも8番人気となっているが、前述の
弥生賞やダービーが行われる東京コースで行われた新馬戦での末脚を当日に発揮できたらチャンスがある、と考えるファンが多いのかもしれない。
父の
ハーツクライは2004年の
日本ダービー2着で、2014年の
日本ダービー1着馬
ワンアンドオンリーを輩出するなどダービーでパフォーマンスを上げそうな血統である。未知の魅力にかけたくなる1頭だ。
【5位
ニシノデイジー 201票】
12番人気75.0倍(20日10:00時点netkeiba予想オッズ)
5位には7戦3勝、重賞2勝の
ニシノデイジーがランクイン。2歳時に重賞を連勝し、暮れの
ホープフルSで3着と活躍。
弥生賞では1番人気に支持されるも4着。前走の
皐月賞は17着と、ここ2戦は実力を発揮できずにいる。
しかし、昨年11月の東京スポーツ杯2歳Sでは馬群を割って伸びる力強い末脚を繰り出し優勝。負かしたメンバーには当日も上位人気が予想される
ヴェロックス(当時4着)もおり、実力馬であることは疑いない。
母父の
アグネスタキオンはケガでダービー出走を断念、母母父の
セイウンスカイは98年ダービー4着。母系の種牡馬が成し遂げられなかったダービー制覇を成し遂げることはできるか、注目したい。
【6位
ランフォザローゼス 185票】
5番人気23.8倍(20日10:00時点netkeiba予想オッズ)
6位は
青葉賞2着から
日本ダービーに駒を進めてきた
ランフォザローゼス。4戦1勝ながら、500万下、GIII、GIIと3戦連続2着でまだ底を見せていない。前走はハナ差2着の惜敗だったが、その差はわずか。
日本ダービーと同じコースで好走した経験は、本番に向けて好材料といえるのではないだろうか。
父は
キングカメハメハ、母は名牝
エアグルーヴの子である
ラストグルーヴ。母父が
ディープインパクトで、父も母父もダービー馬という出自だ。この配合は2015年の優勝馬である
ドゥラメンテと非常に似ている(
ドゥラメンテは
父キングカメハメハで、母が
エアグルーヴの子
アドマイヤグルーヴ、母父は
ディープインパクトの
父サンデーサイレンス)。さらに、昨年の
日本ダービーを
ワグネリアンで優勝した
福永祐一騎手が騎乗する点も見逃せない。
令和最初の開催となる今年の
日本ダービーは、どんなドラマが待っているのだろうか。競馬界にも、新時代の到来を告げるダービー馬の誕生に期待したい。発走は5月26日(日)15:40。
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