今年の
オークスに出走予定の関西馬は全部で10頭。その中で一番最初に東京競馬場に到着したのは
ラヴズオンリーユーでした。
「馬体の維持に配慮して金曜日に輸送することになった」(吉田助手)とのこと。キャリア3戦で初の関東遠征ということでの配慮でした。仮に一時的にカイバ食いが細くなったとしても、1日余裕をもって滞在していますし、何より土曜日曜ともに3頭の僚馬たちが近くにいてくれるというのも彼女にとっては心強いことでしょう。
桜花賞を経験していないということで、初めてGIの舞台を経験します。そんな彼女の大歓声への対策はメンコ装着のタイミングとのことでした。
「発走前、ファンファーレが終わるまではメンコをして、そこで外すというふうに考えています」(矢作師)
1週前追い切りで凄まじいパフォーマンスをみせた
ラヴズオンリーユー。その後も至って順調そうです。浅いキャリアを覆すだけの材料は揃っているように思います。
(取材・文:花岡貴子)