現地時間18日、米国のピムリコ競馬場で行われたG1・
プリークネスS(3歳・ダ1900m・13頭・1着賞金99万米ドル=約1億897万円)は、最後の直線に向いて最内から抜け出したウォーオブウィル(牡3、T.ガファリオン騎手)が、内から追い込んだエヴァーフェスト(牡3、J.ロザリオ騎手)の追撃を退け、1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1:54.34(良)。
エヴァーフェストからハナ差の3着には、外から追い込んだオーウェン
デール(牡3、F.ジェルー騎手)が入った。
1番人気の
ケンタッキーダービー4着馬インプロバブル(牡3、M.スミス騎手)は6着。またスタート直後にはボーディ
エクスプレス(牡3)のJ.ヴェラスケス騎手が落馬、競走中止となった。
ウォーオブウィルは父
War Front、
母Visions of Clarity、
その父Sadler's Wellsという血統。米国のマーク・キャシー厩舎の管理馬。
前走の
ケンタッキーダービー(G1)は日本馬
マスターフェンサーに次ぐ7着(8位入線)だったが巻き返して、米クラシック三冠競走の二冠目を制した。今年のルコントS(G3)、
リズンスターS(G2)に続いて、重賞は3勝目。