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【目黒記念】近年は偶数馬番が奇数馬番を圧倒している/データ分析(枠順・馬番編)

  • 2019年05月24日(金) 13時42分
 26日に東京競馬場で行われる目黒記念(4歳上・GII・東京芝2500m)について枠順・馬番別に検証していく。

 馬番別では、最多となる4回の馬券絡みが4番。3回で1番、8番、9番、12番と続き、2回が2番、3番、14番、16番となっている。目黒記念は外目の二桁馬番でも複数回馬券に絡んでおり、過去10年のうちフルゲート割れの年が3度あったことを考慮すれば、枠順による有利不利は少ないのかもしれない。なお、今年は登録の段階で15頭しか居ないのでフルゲート割れが確定しており、最終的に13頭となった。

偶数馬番 7-6-5-67 勝率8.2% 連対率15.3%
奇数馬番 3-4-5-72 勝率3.6% 連対率8.3%

 近年、馬番別成績において興味深い傾向と言えるのが偶数馬番の優位性で、勝率および連対率は奇数馬番の約2倍となる数値を示している。また、過去10年間で偶数馬番が連対しなかった年は一度もなく、偶数馬番の馬が2頭以上3着以内に好走している年が7度もあったことは覚えておきたい。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 1-2-2-14 複勝率26.3% 複勝回収率83%
2枠 3-1-1-14 複勝率26.3% 複勝回収率98%
3枠 0-2-0-17 複勝率10.5% 複勝回収率15%
4枠 1-0-2-16 複勝率15.8% 複勝回収率47%
5枠 0-2-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率132%
6枠 1-1-2-15 複勝率21.1% 複勝回収率123%
7枠 3-0-0-24 複勝率11.1% 複勝回収率31%
8枠 1-2-1-23 複勝率14.8% 複勝回収率107%

 好走率の観点からは内枠優勢となっているが、回収率面では外枠を軽視しきれない点が悩ましい。やはり枠順自体はフラットに考えて、馬番の偶数・奇数でメリハリをつけてみた方が良さそうだ。

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