皐月賞で3着までに入った3頭。いずれも“順調”という言葉で評価できる、
日本ダービーでの最終追い切りだった。
まず、
サートゥルナーリア(栗東・角居勝彦厩舎)。
皐月賞が休み明けだったこともあり、ここに向けての余力は3頭のなかでは一番あった。それを証明するように、2週前追い切りの段階からCWで速い時計を出しており、最終追い切りも6Fからある程度の時計を出してきた。併せ馬も行っているし、状態に関しては前走以上ということで間違いないだろう。
ヴェロックス(栗東・
中内田充正厩舎)は、1週前追い切りのCW併せ馬が半端ない先着。ここでしっかりと負荷をかけて、最終追い切りは軽めという内容だが、その「軽め」も決して軽くはなく、前走の最終追いよりも負荷が強くなっている。
最終追い切りの負荷が、前走時よりも弱くなっているのは
ダノンキングリー。ただし、1週前追い切りには南Wでしっかり併せ馬に先着しているし、最終追いの併せ馬でははちきれそうな手応えで併せた相手よりも手応えは優勢だった。
他では1週前、最終追い切りともに素晴らしい動きだった
アドマイヤジャスタ、最終追い切りでの坂路での動きが力強かった
ロジャーバローズあたりは馬券的に魅力がある馬になりそう。
(取材・文=井内利彰)
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