「
日本ダービー・G1」(26日、東京)
美浦Wで追い切った
シュヴァルツリーゼは、最高の仕上げが完了。
皐月賞12着からの逆襲に燃えている。
生涯一度しかない大舞台へ、
シュヴァルツリーゼが最高の状態をつくり上げた。
23日の最終リハは美浦Wで単走。終始馬なりだったが、
リラックスしたフォームで直線を駆け抜けた。4F55秒5-40秒0-12秒6のタイムに、森助手は「先週(3頭併せ)に続いていい動き。休み明け3戦目でも大きな疲れはなく、ここ3走では一番の状態ですね」と笑顔を見せた。
昨年11月の東京で新馬勝ち。その後、4カ月の休養を挟んで挑んだ
弥生賞で2着と、能力の高さを見せたものの、本番の
皐月賞では12着と大敗。同助手は「少し疲れが残ってもいたし、多頭数の競馬で、キャリアの浅さが出てしまった感じ」と敗因を分析した。
仕切り直しとなる今回、すっかり気持ちは前向きだ。「広いコース、距離延長はプラス材料だし、力を出せる舞台」と手応えは十分。まだここまで3戦。伸びゆく素質馬が大逆転を決める。
提供:デイリースポーツ