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【安田記念】アーモンドアイ最強証明リハ ルメール「勝つ自信あります」

デイリースポーツ
  • 2019年05月30日(木) 06時00分
 「安田記念・G1」(6月2日、東京)

 海外G1ホースの貫禄を見せつける-。“現役最強馬”アーモンドアイが最高の仕上げを施した。主戦・ルメールを背に29日、美浦Wで2週連続の3頭併せを敢行。今週はラストにしっかり気合を注入され、しっかり本番を意識させた。また、マイルでは3戦3勝を誇るダノンプレミアムは栗東CWで盤石の動き。歴史的名勝負へ、東西の主役がそろって文句なしの態勢を築き上げた。

 先週に続いて、アーモンドアイが3頭併せを敢行した。美浦Wを軽快なフットワークで駆け抜け、万全の出撃態勢をアピールだ。

 主戦・ルメールを背に6Fでノチェブランカ(4歳3勝クラス)を1秒4、アンティノウス(5歳3勝クラス)を0秒8追走。直線最内に潜り込むと、残り1Fで馬体を並べる。先週はラストまで馬なりのまま先着したが、この日はここから鞍上が手綱を押し、気合注入。これに鋭く反応すると、一気に僚馬2頭を3馬身突き放した。時計も6F81秒8-37秒0-11秒8と文句なしだ。

 2週続けて手綱を取ったルメールは「直線で加速が欲しかったので(追った)。先週、今週と追い切り、だんだんとパワーアップ。トップコンディションになりました」と、仕上がりの良さに絶対の自信をみせる。昨秋との比較を問われると、「フットワークが良くなった。スムーズに伸びる。素早い加速ができる」と、さらなる進化を感じ取っている。

 今回は昨年の桜花賞以来、久々のマイル戦。しかも牡馬トップマイラーとの対戦だ。その点についても「ドバイ(ターフ)の1800メートルでスピードを見せてくれた。道中はいい感じだったし、直線も切れ味を見せて楽に勝ちました。1600メートルで府中は、ちょうどいいレース」と周囲の不安を一蹴した。

 揺るぎのない自信の源は、これまでのレースで見せた圧倒的な能力。さらに自在に立ち回れる脚質だ。「前でも後ろでも。騎手にとって、すごくいい」と絶大な信頼を寄せる。NHKマイルCで騎乗停止処分を受け、開催6日間を棒に振った。今週から戦列に復帰するルメールは「馬に乗れなかったのは残念。リーディングも出遅れたけど、また頑張りたい」とやる気満々だ。

 「彼女(アーモンドアイ)のコンディションはすごくいい。勝つ自信はあります」とキッパリ。自身の汚名返上は、世界レベルの現役最強馬をVへ導く。そのことでしか果たせない。

提供:デイリースポーツ

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