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安田記念・G1」(2日、東京)
アーモンドアイとの頂上決戦に臨む
ダノンプレミアムは31日、8枠15番からのスタートに決まった。最大のラ
イバルは7枠14番に決定。人気を集める2頭が隣り合わせとなり火花を散らす。8枠での勝利は、10年の
ショウワモダン(8枠17番)を最後に途絶えているが、送り出す中内田師は「こちらが決められることではないので、与えられた枠で頑張るのみ。そう思っています」と、いつもと変わらないスタンスで、気にした様子は見せなかった。
東京競馬場への輸送を翌日に控えた金曜朝は栗東CW。軽快で伸びやかなフットワークを繰り出した。万全の仕上げで戦う準備は整った。「昨年は心身ともにまだ若さを残していました。4歳になってやっと古馬らしくなってきた、という印象を受けます。競馬センスがいいですし、毎回いい競馬をしてくれますので、どんな条件でも力を発揮できる馬かなと思っています」。本格化した今を伝える師の言葉には、大きな期待感がにじみ出ていた。
5週間にわたった東京G1シリーズの締めくくり。見逃せない上半期のマイル王決定戦は、語り継がれる名勝負となるのは必至。主役の座は頂くつもりだ。
提供:デイリースポーツ