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エプソムC・G3」(9日、東京)
オープン特別連勝中の
ソーグリッタリングが、勢いに乗って重賞初Vを狙う。前走の
都大路Sは好位で流れに乗ると、1分44秒6の好時計で差し切り勝ち。2着馬に0秒3差をつけての完勝劇に、池江師は「安心して見ていられたし、着差以上に強かった。もともと能力の高い馬だったけど、成長してきていますね。一番はメンタルの部分。集中力が出てきた」と目を細める。
1週前追い切りも圧巻だった。栗東CWでリスト(3歳未勝利)と併せ馬。直線半ばまで追いだしを待つ形だったが、
ゴーサインに瞬時に応え、鋭い末脚を披露した。6F82秒8-39秒7-11秒6で1馬身先着。騎乗した浜中も「残り1Fをしっかり追ってほしいという指示でした。ちゃんと反応もしていましたね。充実していると思います」と明るい表情で語る。
2歳時以来となる重賞挑戦だが、指揮官は「府中は若い時に勝っているし、直線の長いコースも合う。距離の千八もこなせると思う。ここでいい競馬ができれば秋が楽しみになりますね」と期待は大きい。「十分チャンスはあると思います」と鞍上。令和最初のダービージョッキーとともに、府中を熱く盛り上げる。
提供:デイリースポーツ