本日5日に大井競馬11R(発走時間20:10)で行われる
東京ダービー(3歳・ダ2000m・1着賞金4200万円)。一冠目の
羽田盃に出走した10頭を含むフルゲートの16頭が集結。上位2頭には、
ジャパンダートダービーへの優先出走権が与えられる一戦となっている。
一冠目の
羽田盃を圧勝した
ミューチャリー(牡3、船橋・
矢野義幸厩舎)。道中では中団を進みながら、直線で末脚を爆発させ、上がり3F36.9を記録する異次元の末脚を見せた。直線手前で自分から動ける自在性もあり、引き続き大井の舞台で、2014年
ハッピースプリント以来の
羽田盃との二冠達成を狙う。鞍上は
御神本訓史騎手。
羽田盃ではその
ミューチャリーから、5馬身離れた2着となった
ウィンターフェル(牡3、船橋・
川島正一厩舎)は、昨年の
全日本2歳優駿で地方馬最先着の5着となった。重賞で計5回の2着と、堅実ながらあと一歩の競馬が続いているものの、大舞台で待望のタイトル獲得を狙う。鞍上は
森泰斗騎手。
ヒカリオーソ(牡3、川崎・
岩本洋厩舎)は、前走の
京浜盃で大敗を喫したものの、競走中の鼻出血が判明。これまで挙げた重賞2勝時の2着馬は、南関牝馬2冠を達成した
トーセンガーネット、今回再戦する
ミューチャリーとなっており、約2か月半ぶりの実戦で反撃を誓う。鞍上は新コンビとなる
山崎誠士騎手。
前走の東京湾Cを4馬身差で制し、重賞初制覇を果たした
サクセッサー(牡3、船橋・
佐藤賢二厩舎)。1800m戦では3戦して4着が最高となっており、未知の2000mに対応できるかが鍵となるも、好位追走からの重賞連勝となるか。鞍上は
石崎駿騎手。
他にも、4戦連続連対中の
グリードパルフェ(牡3、船橋・
山田信大厩舎)や
羽田盃4着の
カジノフォンテン(牡3、船橋・
山下貴之厩舎)、前々走のクラシック
トライアルを制した
アエノエンペラー(牡3、大井・
的場直之厩舎)らも出走する。