9日に阪神競馬場で行われる
マーメイドS(3歳上・牝・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
馬番別では、最多となる4回の馬券絡みが1番と12番。3回で3番、7番、13番が続き、2回が4番、9番、10番、14番となっている。ただし、過去10年のうち、フルゲート(=16頭立て)で行われた年が3度しかなかったことも併せて覚えておきたい。
参考までに枠順による成績を人気別に比較すると下記の通り。
1〜5番人気
1枠 0-0-1-3 複勝率25.0% 複勝回収率77%
2枠 0-0-1-6 複勝率14.3% 複勝回収率41%
3枠 1-0-0-5 複勝率16.7% 複勝回収率23%
4枠 0-1-0-6 複勝率14.3% 複勝回収率22%
5枠 1-1-1-2 複勝率60.0% 複勝回収率122%
6枠 1-1-1-2 複勝率60.0% 複勝回収率112%
7枠 1-0-1-3 複勝率40.0% 複勝回収率96%
8枠 1-0-1-9 複勝率18.2% 複勝回収率34%
6番人気以下
1枠 2-1-1-5 複勝率44.4% 複勝回収率202%
2枠 1-0-0-6 複勝率14.3% 複勝回収率72%
3枠 0-0-0-12 複勝率0.0% 複勝回収率0%
4枠 0-2-1-9 複勝率25.0% 複勝回収率210%
5枠 0-1-1-13 複勝率13.3% 複勝回収率58%
6枠 0-0-0-15 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7枠 1-2-1-11 複勝率26.7% 複勝回収率152%
8枠 1-1-0-7 複勝率22.2% 複勝回収率192%
昨年も10番人気の
アンドリエッテが勝利していたように、
マーメイドSは二桁人気馬の激走も珍しくない。また、上記の通り6番人気以下から優勝した5頭は、いずれも内か外の極端な枠順を引いていたこともポイントになりそうだ。
一方、1〜5番人気の支持を集めていた上位人気馬は5〜7枠に好走実績が集中しており、人気薄とは対照的に1〜2枠は連対例がなく不振傾向にあるので注意したい。