9日に東京競馬場で行われる
エプソムC(3歳上・GIII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。
馬番別では、最多となる4回の馬券絡みが6番。3回で3番と12番が続き、2回が1番、2番、4番、5番、7番、8番、13番、16番となっている。いくらか内枠有利な印象を受けるが、フルゲート未満で行われた年も4度あるため、一概に馬番だけでは判断しづらい。なお、今年も特別登録の段階で15頭しか出走予定がなく、フルゲート割れが確定している(14頭に確定)。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
フルゲート(=18頭立て)
1枠 1-0-0-11 複勝率8.3% 複勝回収率14%
2枠 1-0-2-9 複勝率25.0% 複勝回収率219%
3枠 1-0-1-10 複勝率16.7% 複勝回収率29%
4枠 1-2-1-8 複勝率33.3% 複勝回収率86%
5枠 0-1-0-11 複勝率8.3% 複勝回収率10%
6枠 1-1-1-9 複勝率25.0% 複勝回収率51%
7枠 0-1-1-16 複勝率11.1% 複勝回収率29%
8枠 1-1-0-16 複勝率11.1% 複勝回収率17%
フルゲート未満
1枠 1-0-1-4 複勝率33.3% 複勝回収率90%
2枠 0-1-1-4 複勝率33.3% 複勝回収率105%
3枠 1-2-1-3 複勝率57.1% 複勝回収率160%
4枠 0-0-0-8 複勝率0.0% 複勝回収率0%
5枠 1-0-0-7 複勝率12.5% 複勝回収率16%
6枠 0-0-0-8 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7枠 0-0-0-8 複勝率0.0% 複勝回収率0%
8枠 1-1-1-6 複勝率33.3% 複勝回収率67%
一般論で語れば少頭数の時ほど外枠の不利は軽減される。ただし、
エプソムカップに限れば少頭数の時ほど内枠がパフォーマンスを上げている点に注目したい。
また、フルゲート未満で行われた過去4回は1〜3枠の馬が毎回馬券内に好走しているが、それが5番人気以内であれば「2-3-1-0」と未だに底を見せていない傾向も併せて覚えておこう。