前走青竜Sを勝ち、一躍、
ユニコーンS(6月16日・東京ダート1600m)で注目される存在となった
デュープロセス(栗東・安田隆行厩舎)。今朝6日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
坂路馬場をキャンターで駆け上がった後、トラック馬場へ移動して、2回目のハローが終了したCWコースへ2コーナーから入場しての併せ馬。
アルファライズが1秒近く先行して、それを追走していたが、最初は遅く、途中で速くというラップになっても変幻自在に加減速していく。
最後の直線に向いても1秒近い差はあったものの、
アクセルを踏み込んでからの加速力は桁が違う。追う相手を一瞬で抜き去っていき、ゴールではきっちりと2馬身近い差をつけて先着した。
時計は6F82.9〜5F67.0〜4F52.4〜3F38.0〜1F11.5秒。前半と後半のメリハリがはっきりとした内容となっており、4連勝中の勢いはしっかりと保っている。現状において、調教内容から不安視するようなところは何もないだろう。
(取材・文:井内利彰)