4月に
山藤賞を勝ってからレース間隔のあいているギルマ(栗東・
高橋義忠厩舎)。次走は
ラジオNIKKEI賞(6月30日・福島芝1800m)を予定しており、今朝19日はレースへ向けた1週前追い切りを行っている。
先週に続いて、今週もCWコースでの追い切り。単走だったが、1Fごとに1秒くらいラップを詰めていくような加速で道中からスピードに乗っていく。4コーナーから最後の直線でもスピードは衰えず、そのままの勢いでゴールを目指す。
最後までしっかりと走り切ってのフィニッシュ。時計は6F81.2〜5F65.6〜4F51.0〜3F37.5〜1F12.4秒と先週に比べて6F時計が3秒も詰まってきた。それでいて最後の動きに余裕があるのだから、週を追うごとに良くなっている感じがする。
昨年は
メイショウテッコンで同レースを制した厩舎。連覇に向けて、着々と準備は整っているといったところだろう。
(取材・文:井内利彰)