6月30日に行われる
CBC賞(3歳上・GIII・ハンデ・中京芝1200m)。前走の
高松宮記念では17番人気ながら3着と好走した
ショウナンアンセム(牡6、美浦・
田中剛厩舎)は、約1年ぶりの勝ち星を狙う。
【
田中剛調教師】
「前走の
高松宮記念(GI・3着)は、終いしっかり脚を使ってくれていましたね。以前は背中と腰の繋がりがもう1つでしたが、そのあたりが改善されて手前の替え方がスムーズになりましたし、スタートも良くなっています。
気分転換をすると疲れがたまらない馬で、前走後は放牧に出して、戻ってきてからも順調に来ています。550キロ超えの馬体重で帰厩しましたが、少しずつ締まってきました。レースが近いことがわかる利口な馬で体を自分で作りますし、輸送もあるので前走(490キロ)と同じくらいの体重で出走できるでしょう。
以前は装鞍所でうるさい面がありましたが、精神的にだいぶ大人になって、前走時もこんなに大人しくて走るかどうか不安になったくらい落ち着いていました。現状、右手前の走りが良いので左回りは合いますね」
(取材:佐々木祥恵)