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【門別競馬情報】函館2歳Sへの優先出走権はどの馬に!?栄冠賞が本日発走/地方競馬情報

  • 2019年06月27日(木) 18時00分
 25日からスタートしている「6回門別」前半のメインは、「日本一早く施行される2歳重賞」でありJRA函館2歳ステークスGIIIへの優先出走権(1着馬)も懸かる馬産地・門別競馬の名物重賞「第44回 栄冠賞H2/1200m外回り」だ。

 門別の「深くてパワーを要求されるダート」での勝ち馬に権利が与えられるようになって以降、スピードと瞬発力が必要な函館芝1200mでの2歳ステークスは勝ち負けまで加わり切れていないものの、「地方ダートでの将来性」に目を向ければ話は全く別。

 過去には南関東で翌年、羽田盃東京ダービージャパンダートダービーを制し“変則三冠”を成し遂げたオリオンザサンクスや、ロジータ以来となる牝馬の東京ダービー優勝(羽田盃と二冠)クラーベセクレタ、近年でも三年前は後のNARグランプリ2017年度代表馬ヒガシウィルウィンが2着、今や地元無敵のスーパーステションが3着という、いま振り返ってみれば非常に“贅沢”な決着(優勝馬バンドオンザランも活躍中)。一昨年優勝のサザンヴィグラスも翌春北斗盃H2を7馬身差で圧勝し、現在はJRA3勝クラス(旧1600万円以下条件)で活躍を続けている。

 このように、翌年の南関東はじめ地方各場の3歳クラシック戦線を占う上で「必見」と力説したいのが、この「栄冠賞」である。しかも、勝ち馬だけではなく入着馬や先行してラスト失速した馬の中にも、先々まで追いかけるべき高素質馬が交ざっているのだから、レース後の復習まで欠かせない、本当に超重要な2歳重賞競走なのだ。

 今年も精鋭11頭がエントリー。一足先、6月6日に行われた世代最初の2歳オープン「JRA認定ウィナーズチャレンジ1」を制したプリモジョーカーこそ不在ながら、ハナ差2着のヘイセイメジャー、3着バブルガムダンサー(母は武豊騎乗でエーデルワイス賞JpnIIIを制したオノユウ)、4着ヨハネスボーイ(世代最初の2歳新馬「2019開幕記念 JRA認定スーパーフレッシュチャレンジ競走」勝ち馬)、5着コーラルツッキーまで入着馬すべてが駒を進めてきた。

 これらオープン特別経験馬にやはり「一日の長」がありそうも、新馬(JRA認定フレッシュチャレンジ)6馬身差圧勝のルミナスアローや、1000mの新馬(同)で3馬身突き放したエンジェルパイロ、大物感ある勝ちっぷりが印象的だったモリデンナイス等々、勝ち馬候補は到底、五指には収まりきらない。

 「馬券」的には非常に悩ましい、難解なメンバー構成となった今年の栄冠賞だが、それだけ将来豊かな逸材が「揃いも揃った」ということで、先々に向けて必ず観ておいていただきたい一戦だ。

 発走は27日(木)20時40分。お忘れなく!

(ひだか応援隊)

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