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【ラジオNIKKEI賞予想】先行力兼ね備えた◎ディキシーナイトに期待/JRAレース展望

  • 2019年06月30日(日) 07時00分
 ダービーが終わって約1ヵ月後に行われる3歳馬限定競走で、かつてはダービーで結果を出せなかった中距離馬による「残念ダービー」、あるいはダービーに出走できなかった馬による「断念ダービー」ともいわれ、福島競馬場を舞台に幾多の名勝負が繰り広げられた。

 距離別競走体系が確立したのちはレースの選択肢が増え、また2006年からはハンデキャップレースとなったために、実績のある馬たちは自重するようになり、現在ではクラシックに乗り切れなかった馬たちが、秋への飛躍のきっかけとするようなパターンが増えてきた。

 中山競馬場で行われた2011年を除く過去10回で1〜3番人気は6勝2着4回3着2回。1番人気は2勝2着3回。トップハンデを課せられた馬は2勝。逆に52キロ以下は28頭で連対はゼロだ。

 過去10回でGI競走から挑んできた馬は0勝。連対もオークス8着ダイワドレッサーと、NHKマイルカップ9着カシノピカチュウが2着に入ったのみだ。

 ◎ディキシーナイトスプリングSで勝ち馬と同タイムの3着馬。軽度の脚部不安を発症してクラシックは棒に振ってしまったが、このレースにむけて連日のように坂路で乗り込まれている。小回りの競馬場に対応できる先行力も兼ね備えており、56キロの斤量も背負いなれたもの。中心視したい。

 白百合Sを勝って挑むのは牝馬の◯レッドアネモス。怖がりな面は馬具で矯正され、前走では新境地を見せた。ワンターンの競馬しか経験がない分、やや割り引いたものの先行できるタイプなのでむしろプラスではないか。白百合Sを勝って挑むのは、昨年のメイショウテッコンと同パターンだ。

 その白百合Sで不完全燃焼だったのは▲ヒルノダカール。スタートでやや安目を売って、最後の直線では不利を受けた。最後、差を詰めているだけにもったいない競馬だった。53キロなら逆転も可能とみる。

 水仙賞を勝って青葉賞でも見せ場をつくった△アドマイヤスコール山藤賞の勝ちっぷりに将来性を感じさせた△ギルマ、大きく馬体を減らしたスプリングSでも見せ場を作った△ヒシイグアス、実績最上位の△ランスオブプラーナも無視はできない。

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