前走
マーメイドSは勝ち馬からハナ+3/4馬身差の3着だった
スカーレットカラー(栗東・
高橋亮厩舎)。前走後は一旦放牧へ出ており、6月27日に大山ヒルズから栗東へ戻ってきている。今朝3日は次走予定の
クイーンS(7月28日・札幌芝1800m)に向けた追い切りを行っている。
CWコースに3コーナーから入場して、半マイルを単走。落ち着いた様子で少しずつスピードを上げていき、4コーナーから最後の直線へ向く時に更に加速していくが、ゴール前は流すような感じ。
それでいて、時計は4F54.5〜3F39.5〜1F12.5秒。レースまで1ヶ月弱ある段階でこれだけ動けるのだから、さすが今が充実期といった印象。7月20日頃、北海道へ向けて出発するとのことなので、あと2本は栗東で追い切ることになりそう。
重賞は
フェアリーS2着という実績もあり、もう手の届くところまで来ている。最終追い切りは栗東で見ることができないので、それまでの期間、しっかりと調整内容を見守っていきたい。
(取材・文:井内利彰)