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【門別競馬情報】多士済々のメンバー構成、グランシャリオ門別スプリント/地方競馬情報

  • 2019年07月04日(木) 14時00分
 6回門別の前節だった先週開催は、27日に「日本一早い2歳重賞」第44回栄冠賞が行われ、バブルガムダンサー(牝、角川秀。父パイロ)が力強く伸びて優勝。2009年に制した母オノユウとの「母娘制覇」を成し遂げた。

 また、26日の2歳オープン「JRA認定ウィナーズチャレンジ競走2」は新種牡馬カレンブラックヒルの牝駒アザワク(角川秀)が、1000mで2着を8馬身もちぎる快足ぶりを披露。晴・良の条件下で1分00秒6の好時計を叩き出し「ヒロイン候補誕生」を強烈に印象づけた。

 この勝ち馬2頭はJRA函館2歳S・GIII(7月21日・芝1200m)への出走権を獲得したのだが、先のウィナーズチャレンジ競走1を押し切ったプリモジョーカー(牝、父スズカコーズウェイ)と合わせ、3枚用意されている函館2歳Sへの切符は全て、角川厩舎勢がゲット。いずれも挑戦予定で、上位争いに期待が懸かる。

 さて、今週のメインは地方競馬「スーパースプリントシリーズ(SSS)2019」の第5戦、第5回グランシャリオ門別スプリントH3(1000m)。優勝馬には、7月17日船橋のSSS2019最終戦「習志野きらっとスプリントSII」への優先出走権が与えられる。

 最も注目を集めそうなのは、前走、大井から遠征で北海道スプリントカップJpnIII(1200m)に挑み、4着に食い込んだショコラブラン(牡7、父クロフネ)だろう。レース直後に小野望厩舎へ転入。今回、金沢・吉原寛人騎手を背に重賞初制覇に挑む。転入後すぐから坂路を計38本駆け上がり、2日の最終追いでは11秒7-11秒6-12秒7(3F=36秒0)の好時計をマークした。前走はJRAシュウジが引っ張るHペースを強気に追いかけ、結果、ゴール前で脚色が鈍ってしまったが、今回は地元馬同士で道中「いくぶん」楽なペースで流れる可能性が濃厚。先手か好位確保なら、「1000mへの距離短縮も利して」そのまま力強く押し切る可能性が高いとみる。

 北海道スプリントカップJpnIIIで2着に追い込み、地方最先着を果たしたメイショウアイアン(牡9、田中淳司厩舎父マヤノトップガン)は展開が向いた面もあろうが1分12秒1(稍重)で駆け抜けたのだから、やはり潜在能力は高い。今回も直線で鋭く末脚を伸ばしてくるはずだ。

 前走JRAオープンからの転入初戦を4角先頭から押し切ったタイセイプライド(牡4、田中淳司厩舎父ヨハネスブルグ)は2歳時4戦3勝の逸材で、道中の流れが楽な門別でなら持ち前のスピードで復活を果たしても驚けない。

 他では、先行力上位で好調持続のナリユキマカセ(牡6、桧森邦夫厩舎父オレハマッテルゼ)、フジノパンサー(牡6、米川昇厩舎。父ベーカバド)に、差し脚通用のタイセイエクレール(牡6、田中淳司厩舎。父ベーカバド)、前年覇者で徐々に復調気配のカツゲキライデン(牡8、廣森久雄厩舎父ノボジャック)ら伏兵陣も多士済々のメンバー構成だ。

 4日の門別12Rに組まれており、発走は20時35分。楽しみにお待ちいただきたい。

(文=ひだか応援隊)

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