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アルクトス、プロキオンS厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2019年07月03日(水) 16時00分
 オアシスS(L・1着)、欅S(OP・1着)の2連勝からプロキオンS(GIII・中京ダ1400m)に臨むアルクトス(牡4・美浦・栗田徹)が、3日(水)、田辺裕信騎手を背にポリトラックコースで併せ馬の追い切りを行った。追い切り後の栗田調教師と田辺騎手のコメント。

■栗田調教師
「前走の欅Sは最内枠からのスタートでしたが、ジョッキーがうまく乗ってくれて助けられましたし、よく凌いでくれたと思います。今年に入って3月あたりから馬がしっかりしてきて、負荷がしっかりかけられるようになっています。昨年8月のレパードS(GIII・5着)後は右トモの使い方が左トモに比べて今ひとつだったのですが、そのあたりもしっかりとしてきました。

 3走前のポルックスS(OP・6着)の頃は状態がもうひと息という感じでしたが、その後は順調にきています。追い切りの動きも先週よりさらに良くなっていますね。パサパサのダートは滑る感じがありますし、少し湿ると引っ掛かりのあるダートになりますので、その方が走りやすいでしょう。

 今回はこのメンバーを相手にどのくらい戦えるのか、試金石の一戦になりますが、ここも乗り切ってほしいです」

■田辺騎手
「以前は緩さや弱さがありましたので、レース間隔をあけていました。今は体がしっかりしてきて、このクラスでやれるのも成長してきたからだと思います。今回はウッドチップコースが閉鎖されていてポリトラックでの追い切りになりましたが、動きは特に良いとか悪いというわけではなくて、いつも通りでした。

 前走はペースが途中で落ちて溜めがききましたし、展開にも恵まれた印象があります。距離1400mは忙しい感じがしますし、他に速い逃げ馬がいて馬場も悪くなりそうなので、前走と競馬の内容がガラッと変わるかもしれません」

(取材・文:佐々木祥恵)

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