7日に福島競馬場で行われる
七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、中山競馬場で開催された2011年は除く。
馬番別では最多となる5回の馬券絡みが7番と8番。4回で4番が続き、3回が11番と12番になっている。好走馬は真ん中付近の枠順に集中しており、最内や大外など極端な枠順は当てにしづらい傾向にあるようだ。
参考までに枠順による成績を人気別に比較すると下記の通り。
1〜5人気
1枠 1-0-0-5 複勝率16.7% 複勝回収率65%
2枠 1-1-0-5 複勝率28.6% 複勝回収率60%
3枠 0-1-0-2 複勝率33.3% 複勝回収率66%
4枠 1-1-2-3 複勝率57.1% 複勝回収率131%
5枠 0-1-2-6 複勝率33.3% 複勝回収率67%
6枠 2-0-0-5 複勝率28.6% 複勝回収率51%
7枠 1-0-1-4 複勝率33.3% 複勝回収率63%
8枠 0-1-0-4 複勝率20.0% 複勝回収率48%
6人気以下
1枠 0-0-1-10 複勝率9.1% 複勝回収率91%
2枠 0-1-0-10 複勝率9.1% 複勝回収率57%
3枠 1-0-0-14 複勝率6.7% 複勝回収率64%
4枠 2-1-2-6 複勝率45.5% 複勝回収率590%
5枠 1-1-0-9 複勝率18.2% 複勝回収率114%
6枠 0-2-2-9 複勝率30.8% 複勝回収率353%
7枠 0-0-0-14 複勝率0.0% 複勝回収率0%
8枠 0-0-1-14 複勝率6.7% 複勝回収率25%
まず、人気を問わず好走している4枠には注意を払う必要があるだろう。昨年の
七夕賞は3連単256万3330円の大波乱となったが、12頭立ての少頭数とはいえ4枠を引いていた馬は勝ち馬の
メドウラーク(11人気)だった。
また、上位人気馬であれば1枠や8枠でも好走例がない訳ではないが、どちらかといえば嫌った方が馬券妙味を求めやすいかもしれない。一方、6人気以下となると7〜8枠は軽視が妥当となる。なお、8枠から3着以内に好走していた2頭は、いずれも12頭立てで行われた2017年の
七夕賞だったことも併せて覚えておきたい。
(備考)2010年は
サンライズベガと
バトルバニヤンが3着同着。