4日、
川崎競馬場で行われた牝馬のダート
グレード競走、第23回スパーキングレディカップ(JpnIII)は2番手でレースを運んだ1番人気の
ファッショニスタ(
JRA)が、先行する
サルサディオーネ(
JRA)を直線で捉えると最後は4馬身突き放し、1分40秒6の時計で重賞初制覇を飾った。2着に
サルサディオーネ、6馬身離された3着には後方から追い込んだ11番人気、大井の
ローレライが続いた。
勝った
ファッショニスタは父
ストリートセンス、
母アクアリスト(その父Coronado's quest)の血統、
JRA栗東・安田隆行厩舎所属の牝5歳馬。通算成績は16戦6勝(地方1戦1勝)。
<レース後の関係者のコメント>
1着
ファッショニスタ (
川田将雅騎手)
「ゲートを上手に出てくれましたし、二の脚もつきました。想像していたよりいい位置でした。行く馬がもうちょっといて、その後ろくらいかもしれないと思っていました。気難しい馬ですが、この馬の癖はつかんでいます。今後のためにも賞金を加算できてよかったです」
2着
サルサディオーネ(
岩田康誠騎手)
「持ち味が出ないので、自分の競馬に徹しました」
3着
ローレライ(
本田正重騎手)
「いいところが開きました。終いは脚を使ってくれました。スタートを出た感じで何も考えず、あの位置に行きました。ゲートで落ち着かないところがあるので、そのあたりが課題ですね」
5着
マルカンセンサー(
的場文男騎手)
「右回りの方が上手ですね。まあまあ走ってます」
7着
ラーゴブルー(
御神本訓史騎手)
「少し出負けした分と、3コーナーから行けませんでしたね。こんなものだとは思わないんですが......」
8着
ゴールドクイーン(
古川吉洋騎手)
「行きっぷりが悪かったです。馬場が合わないのかもしれません。コーナーを上手に走れていませんでした。体調は良さそうでしたが、入れ込んでいたり悪いことが重なりましたね」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI