7月10日(水)に
大井競馬場で行われる
ジャパンダートダービー(JpnI・ダ2000m)に美浦から出走予定の注目馬2頭について、関係者のコメント。
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デアフルーグ(牡3・美浦・
鈴木伸尋)について、鈴木調教師
「前走(
ユニコーンS・GIII・7着)の敗因ははっきりとわからないというのが正直なところです。状態は良いと思いましたし、4コーナーまでの手応えも良かったですからね。暑くなったり涼しくなったりという気候で、多少バテもあったのかもしれませんが、それも敗因かと言われるとはっきりしません。
どこかレース中に悪くしたのかとも思って在厩で様子を見てきましたが、それも問題なさそうですし、このレースを使うことにしました。今週(7/3)のポリトラックでの追い切りの動きは良かったですし、順調です。この後は日曜日(7/7)に15-15の調整程度をやる予定です。
大井の2000mは、3勝している中山1800mと同じくコーナーが4つありますし、直線もある程度長いのでこの馬には合っていると思います。ムキになるところもなくなってきましたので、距離延長も問題ありません。強い馬はいますが、改めて期待したいです」
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デルマルーヴル(牡3・美浦・
戸田博文)について、石井調教助手
「今週(7/3)はジョッキー(
戸崎圭太騎手)が騎乗して追い切りました。仕上がりは良さそうです。あとは追い日翌日に軽めに乗って、週末にやるといういつもの調整で進めていきます。
右回り、左回りのどちらでも大丈夫ですし、
地方競馬は何回も走っているので問題ないでしょう。ナイター競馬にも慣れていますので、楽しみにしています」
(取材・文:佐々木祥恵)