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【大井・ジャパンダートダービー】クリソベリルが無敗の戴冠に挑む/レースの見どころ(地方競馬)

  • 2019年07月08日(月) 17時00分
 7/10(水)に大井競馬場で行われるジャパンダートダービー。南関東三冠レースの最終戦であり、3歳ダート戦線の頂上を決める一戦だ。今年はクリソベリルら14頭がゲートに揃った。主な出走馬は以下の通り。

■7/10(水) ジャパンダートダービー(3歳・JpnI・大井ダ2000m)

 クリソベリル(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)はこれまで3戦していずれもワンサイドゲーム。前走の兵庫CS(JpnII)では小回りコースへも難なく対応して見せたように、現状同世代の中では頭一つ抜けていると見て間違いないだろう。全兄クリソライトに続きJDDのタイトルを獲得することができるか注目される。鞍上は川田将雅騎手

 ヒカリオーソ(牡3、川崎・岩本洋厩舎)は前走の東京ダービーを早め先頭からゴールまで他馬を寄せ付けない内容で完勝。前々走時に発症した鼻出血の影響は杞憂に終わり、ダービー馬の称号を手にした。今回相手は強くなるが、前々で立ち回るしぶとさを武器に上位進出を狙う。鞍上は前走に引き続き山崎誠士騎手

 デルマルーヴル(牡3、美浦・戸田博文厩舎)は前走のUAEダービー(GII・ダ1900m)で4着。道中後方からの競馬となったが、直線では終いまでしっかり末脚を伸ばしており悲観する内容ではなかった。2000mという距離は問題ないだろうし、昨年の全日本2歳優駿(JpnI)・2着などで実力は折り紙付き。楽しみな一頭だ。鞍上は戸崎圭太騎手

 デアフルーグ(牡3、美浦・鈴木伸尋厩舎)は前走のユニコーンS(GIII)で1番人気に推されたが7着。結果的に道中後方のポジションが最後まで響き流れに乗り切れなかった形だ。それ以前のレースでは3走前の伏竜S(OP)完勝など高いレベルの走りを見せており、今回巻き返してきてもおかしくない。鞍上は引き続き津村明秀騎手

 他にも、初ダートとなった前走のリボン賞(2勝)を快勝したロードグラディオ(牡3、栗東・西浦勝一厩舎)、羽田盃を勝ち前走の東京ダービーで2着したミューチャリー(牡3、船橋・矢野義幸厩舎)、同3着のウィンターフェル(牡3、船橋・川島正一厩舎)、前走高知優駿を優勝したナンヨーオボロヅキ(牡3、高知・雑賀正光厩舎)らも上位争いを狙う。

 発走は20時05分。

■調教追い切り動画


■陣営インタビュー





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