本日10日に大井競馬11R(発走時間20:05)で行われる第21回
ジャパンダートダービー(3歳・JpnI・ダ2000m・1着賞金4500万円)に中央馬7頭、地方馬7頭の14頭が出走する。南関東三冠レースの最終戦、3歳ダート戦線の頂上を決める一戦を制するのは果たして。
前走の
兵庫チャンピオンシップを5馬身差で圧勝した
クリソベリル(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)は、デビューからの3戦いずれも圧巻の内容で底を見せていない。
父ゴールドアリュールの全兄の
クリソライトも
ジャパンダートダービーを制しており、親子&兄弟制覇となるか。鞍上は
川田将雅騎手。
約3ヶ月半ぶりの出走となる
デルマルーヴル(牡3、美浦・
戸田博文厩舎)は、昨年の
兵庫ジュニアグランプリで優勝、
全日本2歳優駿でアタマ差2着などの実績を残してきた。前走のUAEダービーでも最後まで脚を伸ばしていたように、2000mでも問題ないだろう。鞍上は新コンビとなる
戸崎圭太騎手。
ヒカリオーソ(牡3、川崎・
岩本洋厩舎)は、前走の
東京ダービーで、3コーナー手前から先頭に立つ形となりながらも、後続を2馬身差で完封。前々走の
京浜盃(14着)時に発症した鼻出血の影響を感じさせない走りを見せた。引き続き
山崎誠士騎手を背に同舞台で重賞連勝となるか。
その
ヒカリオーソに先着を許し、惜しくも
東京ダービーで2着となった
ミューチャリー(牡3、船橋・
矢野義幸厩舎)。それでも前々走の
羽田盃では、道中中団から一頭だけ次元の違う末脚を爆発させ5馬身差と圧勝した。前走はペースが遅かったこともあり、再度豪脚さく裂に期待したい。鞍上は
御神本訓史騎手。
今回が地方初参戦となる
デアフルーグ(牡3、美浦・
鈴木伸尋厩舎)は、
ユニコーンS7着からの巻き返しを狙う。これまで挙げた3勝は、今回と同じくコーナー4つの右回りで行われた中山1800m戦でのもので問題ないだろう。デビューから鞍上を務める
津村明秀騎手と重賞初制覇を狙う。
他にも、昨年の
全日本2歳優駿で地方馬として最先着を果たした
ウィンターフェル(牡3、船橋・
川島正一厩舎)や
M.デムーロ騎手との2度目のコンビとなる
ロードグラディオ(牡3、栗東・西浦勝一厩舎)、中央・南関以外から唯一の出走となる
ナンヨーオボロヅキ(牡3、高知・
雑賀正光厩舎)らも出走する。