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【大井・ジャパンダートダービー】3歳ダート戦線の頂上決戦、クリソベリルら14頭が集結/地方競馬見どころ

  • 2019年07月10日(水) 12時21分
 本日10日に大井競馬11R(発走時間20:05)で行われる第21回ジャパンダートダービー(3歳・JpnI・ダ2000m・1着賞金4500万円)に中央馬7頭、地方馬7頭の14頭が出走する。南関東三冠レースの最終戦、3歳ダート戦線の頂上を決める一戦を制するのは果たして。

 前走の兵庫チャンピオンシップを5馬身差で圧勝したクリソベリル(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)は、デビューからの3戦いずれも圧巻の内容で底を見せていない。父ゴールドアリュールの全兄のクリソライトジャパンダートダービーを制しており、親子&兄弟制覇となるか。鞍上は川田将雅騎手

 約3ヶ月半ぶりの出走となるデルマルーヴル(牡3、美浦・戸田博文厩舎)は、昨年の兵庫ジュニアグランプリで優勝、全日本2歳優駿でアタマ差2着などの実績を残してきた。前走のUAEダービーでも最後まで脚を伸ばしていたように、2000mでも問題ないだろう。鞍上は新コンビとなる戸崎圭太騎手

 ヒカリオーソ(牡3、川崎・岩本洋厩舎)は、前走の東京ダービーで、3コーナー手前から先頭に立つ形となりながらも、後続を2馬身差で完封。前々走の京浜盃(14着)時に発症した鼻出血の影響を感じさせない走りを見せた。引き続き山崎誠士騎手を背に同舞台で重賞連勝となるか。

 そのヒカリオーソに先着を許し、惜しくも東京ダービーで2着となったミューチャリー(牡3、船橋・矢野義幸厩舎)。それでも前々走の羽田盃では、道中中団から一頭だけ次元の違う末脚を爆発させ5馬身差と圧勝した。前走はペースが遅かったこともあり、再度豪脚さく裂に期待したい。鞍上は御神本訓史騎手

 今回が地方初参戦となるデアフルーグ(牡3、美浦・鈴木伸尋厩舎)は、ユニコーンS7着からの巻き返しを狙う。これまで挙げた3勝は、今回と同じくコーナー4つの右回りで行われた中山1800m戦でのもので問題ないだろう。デビューから鞍上を務める津村明秀騎手と重賞初制覇を狙う。

 他にも、昨年の全日本2歳優駿で地方馬として最先着を果たしたウィンターフェル(牡3、船橋・川島正一厩舎)やM.デムーロ騎手との2度目のコンビとなるロードグラディオ(牡3、栗東・西浦勝一厩舎)、中央・南関以外から唯一の出走となるナンヨーオボロヅキ(牡3、高知・雑賀正光厩舎)らも出走する。

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