スマートフォン版へ

【函館記念】マイスタイル逆襲デモ 前走9着の悪夢振り払う

デイリースポーツ
  • 2019年07月11日(木) 06時00分
 「函館記念・G3」(14日、函館)

 前走の悪夢を振り払うかのように、マイスタイルが函館Wで軽快なフットワークを披露した。不利のあったその前走は度外視。得意とする北の大地で待望の重賞初制覇を狙う。巴賞を制した8歳馬スズカデヴィアスも同じくWで上々の動き。また、実績断然のエアスピネルは、函館ダートで久々を感じさせない走りを見せた。

 悪い流れを払しょくするかのように、マイスタイルがはじけた。10日の最終追いの舞台は函館W。中1週のローテとあって強い追い切りは避けられたが、それでも疲れを全く感じさせないアクションで、馬なりのままラスト1F12秒2と鋭く伸びた。

 「元気ですね。いい伸びをしていました。もともとフワフワするところがあったけど、前走から着けているブリンカーの効果で前向きになってきたし、休み明けを使って、いいガス抜きができた」と手綱を取った田中勝は納得の表情を見せた。

 前哨戦の巴賞は9着惨敗。折り合い良く3番手を進んだが、勝負どころで下がってくる馬のあおりをまともに受けてしまった。「かわいそうなレースだった。でも直線を向くまでのリズムは良かった」と鞍上は振り返る。決して力負けではない。ターゲットはあくまで函館記念。だから陣営に悲観の色はない。

 「2走前のダービー卿CT3着で改めて、間違いなく重賞を勝てると感じました。昨年、函館での走り(1000万下→準オープン連勝)が良かったのでここを目標に。最近はレースの幅が広がって、欠点が見当たらなくなった」と昆師は成長ぶりを口にする。

 「前走の惨敗は忘れてもらっていい。今度は押し切りたい。ここでは負けられない」ときっぱり言い切った指揮官。前走の雪辱を果たして重賞初Vへ。充実の5歳夏を迎えたハーツクライ産駒が、ここで完全燃焼を目指す。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す