本日15日に盛岡競馬10R(発走時間16:50)で行われる第23回
マーキュリーC(JpnIII・3歳上・ダ2000m・1着賞金2300万円)に中央馬5頭、地方馬9頭の14頭が出走する。なお、同日の6、7、8Rではジャパンジョッキーズカップも開催される。
武豊騎手とのコンビ復活となるグリム(牡4、栗東・
野中賢二厩舎)は、最内枠からの発走となる。昨年の
レパードSで重賞初制覇を挙げ、続く古馬初対決となった
白山大賞典では5馬身差と圧勝した。逃げ・先行の競馬が多い同馬なら初参戦となる盛岡コースでも不安はなさそうだ。重賞4勝目となるか。
対照的に大外枠からの発走となる
ロードゴラッソ(牡4、栗東・
藤岡健一厩舎)は、ダートへ転向した昨年末から条件戦を3連勝し、一気にオープン入りを果たした。その後、重賞初挑戦となった
マーチSでは6着となったものの、前走の
大沼Sでは2着と巻き返した。交流重賞初参戦でいきなりのタイトル獲得となるか。鞍上は
藤岡佑介騎手。
地元岩手からは
チェリーピッカー(牡6、岩手・
畠山信一厩舎)が出走する。前走の
みちのく大賞典では6着に敗れたものの、岩手の重賞で度重なる好走を見せており、一昨年の
マイルチャンピオンシップ南部杯でも8着と健闘した。引き続き同舞台で史上3頭目となる地方馬としての優勝を狙う。鞍上は
山本聡哉騎手。
テルペリオン(牡5、栗東・
寺島良厩舎)は、前走のスレイプニルSを番手追走から2馬身差で快勝し、オープン2勝目を飾った。勝ち星を挙げたレースはいずれも先行してのものだけに、今回も出足が鍵となりそうだが、同型もそこまで多くなさそうで展開が向けば面白いだろう。鞍上は引き続き
松若風馬騎手。
他にも今年重賞で2度の馬券圏内がある
デジタルフラッシュ(牡8、笠松・尾島徹厩舎)や前走の
アハルテケSで3着の
ノーブルサターン(牡5、栗東・
牧浦充徳厩舎)らも出走する。