大阪杯3着の後、一旦放牧へ出され、7月3日にノーザンF天栄から栗東へ帰厩した
ワグネリアン(栗東・
友道康夫厩舎)。すでに坂路では追い切りを行っているが、今朝17日は
札幌記念(8月18日・札幌芝2000m)に向けた追い切りをCWコースで行っている。
馬場入りは
ヴァルコスと一緒のタイミングだったが、追い切り自体は単走。気分よく1、2コーナーから向正面へ入っていき、3コーナーあたりからラップが少し速くなっていった。
最後の直線もゴールに向かって加速していく感じでフィニッシュ。時計は6F83.7〜5F68.1〜4F53.1〜3F39.0〜1F12.1秒。蒸し暑く感じられる時間帯だったこともあり、馬体からは発汗の目立つところもあったが、動き自体はスムーズだった。
追い切りを見守った
友道康夫調教師は「レースまで1ヶ月近くあるので、馬体はまだ重目ですが、動きは良かったですね」と笑顔。7月中は栗東に在厩して、レースに向けた追い切りを重ね、8月に北海道へ移動するスケジュールとなっている。
(取材・文:井内利彰)