新潟大賞典、
鳴尾記念の重賞2勝を含む、4連勝中の
メールドグラース(栗東・
清水久詞厩舎)。今朝24日はレースに向けた1週前追い切りを朝一番のCWコースで行っている。
黒岩悠騎手が跨って、3頭併せの最後方。6F地点では2秒近く追いかけていたので、追いつくかどうかという距離感だったが、3コーナー、4コーナーでしっかりと前との差を詰めていく。
4コーナーで2頭の外に進路を選んだこともあり、最後の直線で追いつくまでに時間を要する。最後は2頭の間を割っていき、まずは
ルヴァンを競り落として、ゴール前は
サングレデクリストとの追い比べ。
さすがに追い抜くことはできなかったが、なんとか馬体を並べてゴールしており、時計は6F82.5〜5F65.9〜4F51.4〜3F37.6〜1F11.5秒。朝イチの馬場でこの時計はかなり優秀、さすがは勢いある4歳馬という感じで、素晴らしい1週前追い切りという評価でよいだろう。
(取材・文:井内利彰)