「クイーンS・G3」(28日、札幌)
輪郭がくっきりと浮き出た函館山を
バックに、
サトノガーネットは24日、函館Wに登場。単走で追われ、前肢をたたきつけるような力強いフォームで直線へ向くと、スムーズに手前を変えて
ギアチェンジ。馬なりの手応えで4F55秒7-39秒5-12秒5をマークした。
騎乗した川島(レースはルメール)は「先週、長めから追っているので、直線だけサッと。前回よりも出来はいい」と状態面に太鼓判。矢作師も「具合はいいよ。カイバを食べない馬だけど、函館では食べているからね」と滞在効果を強調する。
ぎりぎりまで函館で調整し、土曜に札幌へ出発。「あとは輸送してどうなるか。ハンデ戦ならともかく、別定戦だからね。今後のためにもいい競馬をしてほしい」と指揮官。2連勝の勢いで、重賞の壁も突破するか。
提供:デイリースポーツ