大阪杯3着後、放牧に出されて、7月3日にノーザンF天栄から栗東へ帰厩した
ワグネリアン(栗東・
友道康夫厩舎)。
札幌記念(8月18日・札幌芝2000m)に向けて調整中だが、今朝25日はレースに向けた3週前追い切りを行っている。
CWコースで
アドマイヤプリヴとの併せ馬だったが、相手がいいスピードで7F標識を通過していったこともあり、向正面では2頭とも、すでに速めのラップを刻んでいく。だからといってリズムが悪いわけではなく、むしろ感じよく道中が流れているように見えた。
1秒以上は追いかけていたので、4コーナーあたりで、前との差をグッと縮める
ワグネリアン。そのスピードから更にギアをひとつ上げる感じでゴール前は加速して、最後はきっちりと先着。時計は6F77.7〜5F63.3〜4F49.6〜3F36.5〜1F12.2秒だった。
この動きで確実に中身が整ってくるはず。レースまで少し間隔はあるが、今後がどのような追い切りになってくるのかも注目してみたいところ。
(取材・文:井内利彰)