28日に新潟競馬場で行われる
アイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII・芝直線1000m)の舞台となる新潟芝1000m。このコースについて解説していく。
新潟芝1000mは、2001年に誕生した、日本で唯一となる直線コース。
アイビスサマーダッシュは、コーナー無しで行われる究極のスピード比べとして親しまれており、歴代勝ち馬には
カルストンライトオ、
メジロダーリング、
ハクサンムーンなど名だたるス
プリンターが揃っている。
新潟芝1000mは専用のポケットからのスタート。270mほど緩やかに上って、そこから200mほど下り、そこから小さなコブを超え、ラスト320mは平坦となる。
2回新潟は全12日間、Aコースを使用して開催される。1回開催はBコースを使用していたため、保護されていた内側が開放される形になる。第1回から第5回までは開催4日目に行われていたが、第6回(2006年)から開催2日目の施行に変更されている。
残り660m地点で外回りと、残り360mで内回りと合流するため、傷んでいない部分を走れる外枠有利の傾向が強く、それは開催時期が移ってからも変わっていない。