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【小倉記念】過去10年でトニービン内包馬が5勝を挙げる活躍/データ分析(血統・種牡馬編)

  • 2019年08月01日(木) 12時30分
 4日に小倉競馬場で行われる小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のハーツクライステイゴールドハービンジャーと続く。また、今年は該当馬がいないものの、母の父トニービンが「3-1-2-3」と圧巻のパフォーマンスを示す。

 ディープインパクト産駒は延べ20頭が出走して「2-2-2-14」、勝利した2頭(16年クランモンタナ、14年サトノノブレス)は、いずれも母の父トニービンという共通点がある。今年はアイスバブルカデナレトロロックの3頭が出走予定。上位人気と目されるアイスバブルは近親に16年スプリングSを制したマウントロブソンがおり、2代母ミスパスカリクロフネの半妹という血統だ。

 ルーラーシップ産駒は初出走となるが、重賞2連勝中の勢いに乗るメールドグラースがスタンバイ。小倉芝2000mで同産駒の牡駒は「5-3-3-23」勝率14.7%と高い勝率を誇り、その5勝のうち2勝は同馬が記録している。また、同産駒は名牝エアグルーヴ経由でトニービンの血を抱えることもポイントだろう。

 ジャングルポケット産駒は延べ1頭が出走して「0-1-0-0」、サンプルは10年に出走したバトルバニヤンに限られるが、勝ち馬とはハナ差まで肉薄する内容だった。今年はクリノヤマトノオーノーブルマーズの2頭が出走を予定しており、トニービンが代名詞となる小倉記念であれば重賞初制覇にも期待が掛かる。

 カンパニー産駒も初出走となるが、その母ブリリアントベリーは先述したバトルバニヤンの半姉に当たる。同産駒として出走予定のシャイニービームは人気薄で激走するタイプでもあり、父がトニービン系×クラフティワイフ牝系という血統背景からも一考する価値はあるかもしれない。

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