「エルムS・G3」(11日、札幌)
5つ目の重賞タイトル奪取に向けて虎視たんたん。函館Wに登場したグリムは7日、軽快な脚さばきで5F71秒5-40秒5-13秒0をマークし、最終リハを終えた。
「先週ある程度やっている(7月31日=5F67秒6)し、中3週で輸送もあるのでしまいだけサラッと。やればなんぼでも動けるから。動き自体は良かったよ」と野中師は笑顔で好仕上がりを約束した。
昨年の
レパードS以降は(4・2・1・0)。堅実な走りを「レースセンスがいい」と称賛。続けて、「以前は自分のス
トライドで走れないと駄目だったが、いろんなコースを走ったことで(流れの)緩急に対応できるようになった」と確かな成長を強調した。
これまでの全13戦で9つの競馬場を走破。4歳夏にして、ベテランの風格すら漂う芦毛の馬体が頼もしい。名手・
武豊を背に、札幌の勲章も獲りに行く。
提供:デイリースポーツ