「
関屋記念・G3」(11日、新潟)
NHKマイルC2着の
ケイデンスコールは7日、栗東坂路で単走追い。ゆったりとしたフォームでスタートして徐々に加速した。首をリズミカルに動かしながら、軽快なフットワークで4F56秒4-40秒1-12秒0。馬場の真ん中を一気に突き抜けた。
「先週やりましたし、輸送もあるのでサッと流しました。十分な動きだったと思います」と安田隆師は及第点を与えた。
昨年は22年ぶりに3歳馬(
プリモシーン)がV。今年はメンバー唯一の3歳馬ということもあり、年長馬撃破への期待は大きい。「古馬との対戦は見えない壁があると思う。どこまで克服してくれるか」と師は慎重な構えだが、新潟マイルは新潟2歳Sを含めて2戦2勝。舞台は申し分なしだ。
「いいものは持っているし、成長の余地はある。G1・2着の実績を生かして勝つレースをしたい」と指揮官。恵量53キロを背に磨き上げた末脚を爆発させ、古馬を一蹴してみせる。
提供:デイリースポーツ