スマートフォン版へ

【関屋記念】ミッキーグローリー力強さ十分 9カ月ぶりも乗り込み豊富で不安なし

デイリースポーツ
  • 2019年08月08日(木) 06時00分
 「関屋記念・G3」(11日、新潟)

 マイルCS(11月17日・京都)を目指して、ミッキーグローリーが再出発する。7日、美浦坂路での併せ馬の最終追い切りで力強い動きを披露。骨折で春シーズンを見送ったものの、ここを目標にきっちり乗り込まれた。絶好調のルメールとの再タッグも心強い。栗東ではNHKマイルC2着のケイデンスコール、重賞初制覇を狙うサラキアが、ともに坂路で好調をアピールした。

 ミッキーグローリーは美浦角馬場でじっくり体をほぐしてから坂路へ。僚馬レッドオルバース(7歳3勝クラス)を先行させてスタートし、徐々にピッチを上げてスピードアップ。一杯になった併走馬を楽々とかわし、1馬身半先着でフィニッシュを決めた。4F51秒4-37秒0-12秒5。タイム以上に、約550キロの青鹿毛の馬体から繰り出すパワフルなフットワークが目立っていた。

 モニターを通じて動きを見届けた国枝師も「しまい重点の指示だったが、ちょっと(全体時計が)速かったかな。まあ、いい走りだったし、レースでもしっかり動けると思う」と納得の表情で話した。

 昨年11月のマイルCS5着以来、9カ月ぶりの実戦となるが、7月中旬から坂路できっちり乗り込まれており、仕上がりに不安はない。新潟がデビュー戦で3着、500万下勝ちと(1・0・1・0)の実績。「新潟の外回りコースなら紛れは少ないだろう」と復帰戦の舞台として歓迎している。

 ルメールとの再コンビも心強い。前々走の京成杯AHで重賞初制覇を決めており、G1へ向けて弾みをつけるためにもこれ以上ないパートナー。先週の札幌で土曜2勝、日曜は自身2度目でJRA最多タイの一日8勝と勝ち星ラッシュで、定位置のリーディング首位が視野に入ってきている。

 「マイルCSでルメールから“乗せてほしい”と言われるくらいになってほしいね」と指揮官も期待を寄せる。主戦場の札幌から駆けつける名手との最強タッグで、まずは2つ目のタイトルを手中に収める。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す