今年5月に
むらさき賞を勝って、オープン入りした
ディープインパクト産駒の
フランツ(栗東・
音無秀孝厩舎)。レース後はすぐに
新潟記念(9月1日・新潟芝2000m)を視野に入れて調整。7月26日にノーザンF天栄から栗東へ帰厩し、今朝8日はレースに向けた追い切りを行っている。
松若風馬騎手(レースは
戸崎圭太騎手が騎乗予定)が跨って、坂路馬場で単走。普通キャンターかなと思うくらい、
リラックスした感じでスタートして、その後もじわっとラップが速くなる感じで、後半2Fは13.1秒の持続ラップだった。
時計は4F53.3〜3F39.6〜2F26.2〜1F13.1秒。レースまで3週前の段階でこれだけの時計を出せれば十分。それ以上に動きに余裕がある点が順調に来ている証拠だろう。
京都新聞杯(1番人気10着)以来の重賞挑戦となるが、当時とは全く違う雰囲気でレースを迎えることになりそうだ。
(取材・文:井内利彰)